自動車保険の変更

私は、自分の家以外の自動車に乗ることが、昔から好きでした。
自分の家のとの違いが出て、凄く興味深かったのです。
いい匂いがしたり、スッキリしていたり、可愛いカバーが掛けてあったり、個性がかなり出てくるのです。
我が家の車は殺風景だし臭いがこもっているし、誰かを乗せるのは申し訳ない気がします。
私が一番好きなのは、友人Aちゃん家の車です。
家族が多いため車も大きくて、初めて乗ったときは興奮したことを覚えています。
中にはマスコットが飾ってあったり、でもスッキリ広々していて、凄く快適でした。
Aちゃんの家に車に乗せてもらってよくお出かけしたのですが、いい思い出しかありません。
今でもAちゃんの家と同じ車種の車を見ると、思い出がよみがえってきます。
遊園地行ったなあとか、ピクニック行ったなあとか、楽しかった日々がそこにはありました。
Aちゃん一家は引越してしまい、もうかなりの年月会っていません。
一度似た人を見かけたことがあるのですが、確信が持てず、声をかけられませんでした。
そんな淡い思いも乗せたAちゃんの家の車は、彼女たちが引越す少し前に処分してしまったそうです。
私はそれを聞かされたとき、かなりショックでした。
自分の家の車じゃないのに、不思議なものですね。