東北地方や北国で自動車を運転するとき注意として「冬道運転」があります。
これはスケート場を運転しているのとあまり変わりありませんので、通常の運転技術のまま車を運転していると、あっという間にスリップしてしまい、事故になってしまうでしょう。
冬道は大きく分けて2つのタイプがあります。「アイスバーン」と「ブラックアイスバーン」です。アイスバーンは氷の上なのですが、氷が見えていれば運転者は注意します。しかし新雪がアイスバーンの上に積もった状態の道路にスピードを上げて進入した場合、一気にスリップしますので、新雪が降った翌日の道路というのはいつも以上に注意が必要なのです。
ブラックアイスバーンは夜に注意が必要なアイスバーンのことです。
道路上に降った雨や水滴がそのまま凍り、夜になってしまうと車の運転手からは普通の道路に見えるのですが、実はその部分はアイスバーンになっており、普通の道路だと思って進入してしまうと滑ってスリップしてしまいますので、冬道運転をするときにはアイスバーンとブラックアイスバーンに特に気をつけて運転することが求められるのです。
スパイクタイヤが廃止され、スタッドレスタイヤに変わったこともあり、北国の冬道は大変危険です。
またスパイクタイヤが売るようになればいいんですけどね。