車を構成する要素はエンジンなど機構となるものから、車そのもののブランドやステイタス、外観やインテリアのデザイン、運搬や輸送としての機能などいろいろな見かたができますが、私はデザイン的なところから車を見てみたいと思います。
私個人的には現在の車よりもクラシックカーのほうが面白みもあるデザインの車が多かったように感じます。
昔のほうが製造技術など限られていたと思いますが、その制約もむしろ活かしたデザインもあったのではないでしょうか。
現在に見られる車は技術的には3次元曲線も可能になり、まるで生き物のような形態や曲線使いも自由自在といった感じにも思えます。
しかし一方でコスト削減がデザインに現れて、ボディの目立つところに折り目がはいったものやパーツの区切り方がデザインを損なったりして細かいところまでデザインの配慮がない車種も多くでまわっていると感じます。
ヘッドライトのデザインやタイヤのホイールのデザインまで行き届いていないと感じるものもあります。
車のデザインを語るときはどうも車好きの人たちの意見が多く偏っているように感じるときもあります。
もっと普通の人が使う普通の車のデザインレベルが上がれば車離れも改善するのではないかと思うところもあります。